今月から読メベタ貼りではなく特に印象的だった本を上げていこうと思います。実際には読んでる冊数は少ないのでベタ貼りでも問題ないのですが、後から見返したときに私が見づらいなと思い。読メは下に貼ります。
「ロード・エルメロイⅡ世の冒険①」
FGO関連の特番でエルメロイの新作アニメがやってて、そうだ、冒険を読まなくてはと思い立ち読んだもの。凛さんが出てきて、ザ・ステイナイトの後日談みたいな雰囲気がばりばり出ているので、ステイナイトファンはここから読んでも良いかも。こちらのifルートがどのような道を辿ったのか知るのは楽しみ。
「青の呪い 心霊探偵八雲」
八雲シリーズを文庫で楽しんでる民ですが、今回は待望の?第三者視点からの高校生八雲です。共感覚を持つ主人公が美術室の呪われた絵を巡り事件に関わっていきます。探偵小説において、語り手が事件の中心にいて、探偵は脇として後から出てくるタイプの話が大好きなので最高でした。脇というにはシリーズキャラクターもがっつり出てますが。この主人公の特性が面白いのでまたどこかに出て欲しいな。
「追懐のコヨーテ」
森博嗣の本を読むと、なるほどな(私はそうは思わんが)、なるほどな(無理だろうけど)と感心しながらも大体楽しく読めます。書いている事柄よりも、森さんの思考を読むのが楽しいといいますか、わりと世捨て人のわりに世の中のことをよく見ているなと感じます。感想ブログに関する言及も、ままあって、”感想”が”あらすじ”でしかないと言があったが、これは読み手もそこを求めてる場合もあり仕方ないかと。書き手側からしても、読めという圧をかけたいがための熱意の表れなのである意味win-winです。
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2021年の年間ベスト的なものをいろいろ見て回っていると、あれも読むこれも読むと思いつつ、一般小説だと文庫化待ちますみたいなことが多い。去年人気だったアレが今年も人気で、改めて絶対読もうと思うもまだ文庫になってないことに驚いたりする。2年くらいはかかるのかな。しかし、ラノベ、少女小説に関しては今読まなければ消えるかもしれないという焦燥感があるので気になったものは早めに読みたい。
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