空ゴト日和の庭

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10/24 読了本『茉莉花官吏伝 七』石田リンネ

 

茉莉花官吏伝 七 恋と嫉妬は虎よりも猛し (ビーズログ文庫)

茉莉花官吏伝 七 恋と嫉妬は虎よりも猛し (ビーズログ文庫)

 

前回6巻で、珀陽が茉莉花に想いを告げるという衝撃的なところで終わって、正直、まだ早いだろうと思って嫌な予感しかしなかったんだけど、おこぼれ姫のようなことにはならず、そちらよりは一歩進んだ形になってホッとしました。

珀陽の告白に対し断りの返事をしたものの、最後の思い出としてデートをしてほしいと言われ二人はデートをすることに。何だかいい雰囲気になるものの、そこで謎の青年に助けが欲しいと声をかけられ、それが重要な事件の発端となることに。次からの新展開に向けての序章という話でした。

ごたごたは一旦は解決したものの、というか解決するために次回からは又羅国に出張することになった茉莉花、また色々ありそうで楽しみです。

茉莉花官吏伝のこの物語の形態は何というんでしょうね。茉莉花が色んな場所に出張して問題ごとを解決してまた戻ってくるという。何だか"探偵もの"みたいで(探偵が事件現場に赴いて解決するという)私は大好きです。

今一番楽しみにしているシリーズなので長く続いて欲しいですね。