空ゴト日和の庭

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2022年12月読了本まとめ

<面白かった本>

メインテーマは殺人 ホーソーン&ホロヴィッツ・シリーズ (創元推理文庫)バチカン奇跡調査官 秘密の花園 (角川ホラー文庫)サイレント・ウィッチ IV -after- 沈黙の魔女の事件簿 サイレント・ウィッチ -after- (カドカワBOOKS) 

12月分読了本まとめといえば、毎回年まとめと重なっててんやわんやなので、今回もさくっと簡単に。

「メインテーマは殺人」ホロヴィッツ作品は『カササギ殺人事件』が面白すぎたので、別作品となると手を出すのが遅れたが、とてもオーソドックスで基本を押さえた作りが丁寧で楽しく読めた。前作ほどびっくり要素があるわけではないが、個人的には、シリーズ通して何かありそうと穿った見方をしてしまう。続きも読みましょう。

バチカン奇跡調査官」23冊目。とうとう最新刊まで追いつきました。とは言いつつ、こちはら短編集。アメデオ、ローラン組や、ジュリアの動向がわかる。こちらが本編にどう関わってくるか楽しみ。前回の最後で動きがあった新章は次からかな。

「サイレント・ウィッチ」こちらも最新までざっと読んだ。七賢者の過去話がとても良い。最強集団がへたっているイラストもかわいいし、前から思っていたが他と比べて表紙や口絵イラストのデザインがすごくいいように思う。気にせいかな。Webは未読で書籍のみで追いかけようとは思ってるんだけど、個人的には学校内に留まるより世界に羽ばたいて活躍するモニカが見てみたいな。

毎回のように言うけど、今年は『薬の魔物の解雇理由』に大嵌りして、狂ったようにWebを読んで幸せいっぱいに支配された一年でした。作者のことを考えると一概に幸せとは言い難いかもしれないが、それでも私にとっては読んでる間が、考えられないくらい楽しくて、毎日が幸せでした。その分読み終わった後の喪失感もありましたが、この作品に出会えたという幸運は変えようがありません。

いまだに2周目を飽きることなく読んではいるものの、少しずつ立ち直れてきているので、また『薬の魔物』のような面白い作品に出会えることを期待して来年も色々な本を読んでいきたいです。

 

以下、読書メーターです。

 

12月の読書メーター
読んだ本の数:11
読んだページ数:3882

バチカン奇跡調査官 秘密の花園 (角川ホラー文庫)バチカン奇跡調査官 秘密の花園 (角川ホラー文庫)
読了日:12月31日 著者:藤木 稟
密室狂乱時代の殺人 絶海の孤島と七つのトリック (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)密室狂乱時代の殺人 絶海の孤島と七つのトリック (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
読了日:12月27日 著者:鴨崎 暖炉
かがみの孤城 下 (ポプラ文庫 つ 1-2)かがみの孤城 下 (ポプラ文庫 つ 1-2)
読了日:12月22日 著者:辻村 深月
かがみの孤城 上 (ポプラ文庫 つ 1-1)かがみの孤城 上 (ポプラ文庫 つ 1-1)
読了日:12月21日 著者:辻村 深月
ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん (カドカワBOOKS)ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん (カドカワBOOKS)
読了日:12月19日 著者:恵ノ島すず
サイレント・ウィッチ IV -after- 沈黙の魔女の事件簿 (カドカワBOOKS)サイレント・ウィッチ IV -after- 沈黙の魔女の事件簿 (カドカワBOOKS)
読了日:12月18日 著者:依空 まつり
メインテーマは殺人 (創元推理文庫)メインテーマは殺人 (創元推理文庫)
読了日:12月14日 著者:アンソニー・ホロヴィッツ
サイレント・ウィッチ IV 沈黙の魔女の隠しごと (カドカワBOOKS)サイレント・ウィッチ IV 沈黙の魔女の隠しごと (カドカワBOOKS)
読了日:12月09日 著者:依空 まつり
サイレント・ウィッチ III 沈黙の魔女の隠しごと (カドカワBOOKS)サイレント・ウィッチ III 沈黙の魔女の隠しごと (カドカワBOOKS)
読了日:12月07日 著者:依空 まつり
サイレント・ウィッチ II 沈黙の魔女の隠しごと (カドカワBOOKS)サイレント・ウィッチ II 沈黙の魔女の隠しごと (カドカワBOOKS)
読了日:12月05日 著者:依空 まつり
少年探偵には向かない事件 (星海社FICTIONS)少年探偵には向かない事件 (星海社FICTIONS)
読了日:12月02日 著者:佐藤 友哉

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