<面白かった本>
「サイレント・ウィッチ」人見知りなオトオド系女の子が実は最強な七賢人の一人で学園に潜入して王子様をこっそり護衛しつつ学園生活を頑張る話。大がかりな話ではなくミステリーファンタジーみもあって個人的にこの雰囲気は大好き。このラノランクでちょっと気になってて、ただ女性ランクに入ってなかったのでそこも気になってたんだけど普通に女性向きOKな内容でしょう。なんで女性人気ないんだろ。恋愛色がないせいかな。取りあえず、書籍出てる部分は書籍で読んで、残りをwebで読むか書籍を待つか考えましょう。
「バチカン奇跡調査官」今年に入って途中止まってたところから読み始め再開して、とうとう最新まで後一冊の22巻目。面白くてあっという間でした。メインの二人より、偽婚約者コンビや、ローレンやシン博士など、脇キャラが光ってたように感じる。ここにきてまさかの新展開ぽい話も出てきて、これからも楽しみにしていきたいシリーズ。
「オメガ城の惨劇」シリーズの流れを組みつつ、あの人ではなく、あの人とあの人が出てくる話。孤島に集められた招待客。閉じ込められた城で惨劇が繰り広げられる。王道の展開を用意しつつ森風に少し捻った感じ。シリーズ好きにとっては楽しい。個人的には最後にあの人が出てくるとは思わなかった。
「桜風堂ものがたり」村山早紀さん、そろそろ作者読みしてもいいかもしれない。すごく温かい物語だった。困難に陥った主人公が、人の助けを得て前向き、また別の人を助けて繋がっていく物語的な心地よさが最高だった。
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今回は「薬の魔物」の影響で、久しぶりにこのラノ投票&購入したせいで昨今のラノベ環境を知れてちょっと楽しかったです。世間の人気と、自分の好きがかみ合う想像は安易にできないものの、まず知らないと検討しようもないのでね。ただ、サイレントウィッチはこのラノというよりつぎラノの影響。ノミネート作品も少なく、桜瀬作品以外も何か入れたいということで、面白いものに当たるまで片っ端から読んでいこうと思ってたのに、一発目で当たりを引けたのは僥倖だった。ありがとう。来年も参加したいからくすまもは4巻出して下さい。宜しくお願いします。
11月の読書メーター
読んだ本の数:13
読んだページ数:3927
サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと (カドカワBOOKS)
読了日:11月30日 著者:依空 まつり
バチカン奇跡調査官 天使の群れの導く処 (角川ホラー文庫)
読了日:11月29日 著者:藤木 稟
蛇獣人の愛ある執着事情 逃げ出した私、鬼畜局長に強制仮婚約させられました (一迅社文庫アイリス)
読了日:11月28日 著者:百門 一新,春が野 かおる
殺し屋ダディ (集英社オレンジ文庫)
読了日:11月27日 著者:栗原 ちひろ,西本 ろう
婚約者様、好感度が丸見えです! (フェアリーキス ピュア)
読了日:11月27日 著者:夏目みや
ずっとお城で暮らしてる (創元推理文庫)
読了日:11月20日 著者:シャーリィ ジャクスン
オメガ城の惨劇 SAIKAWA Sohei’s Last Case (講談社ノベルス)
読了日:11月15日 著者:森 博嗣
極悪女帝の後宮 (小学館文庫 Cみ 1-15)
読了日:11月12日 著者:宮野美嘉
後宮一番の悪女 (富士見L文庫)
読了日:11月11日 著者:柚原 テイル
桜風堂ものがたり(下) (PHP文芸文庫)
読了日:11月10日 著者:村山 早紀
桜風堂ものがたり(上) (PHP文芸文庫)
読了日:11月09日 著者:村山 早紀
バチカン奇跡調査官 王の中の王 (角川ホラー文庫)
読了日:11月06日 著者:藤木 稟
女王オフィーリアよ、王弟の死の謎を解け (富士見L文庫)
読了日:11月03日 著者:石田 リンネ
読書メーター
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