空ゴト日和の庭

主に本とゲーム

2022年8月読了本まとめ

<今月印象に残った本>

薬屋のひとりごと 12 (ヒーロー文庫)聖女ヴィクトリアの逡巡 アウレスタ神殿物語 (角川文庫) 十三歳の誕生日、皇后になりました。7 (ビーズログ文庫)薬の魔物の解雇理由3【描き下ろしイラスト付き】 

相変わらず、webでは「薬の魔物」をずっと読んでいるのですが、そんな中で、今月は、まあまあ良いものを読めたかなという印象です。

薬屋のひとりごと⑫」

今回、個人的にかなり面白かった。何回か言ってるけど、私は、主人公の女の子がひどい目に合うのが好きなので、猫猫がわりとガチめのピンチに陥るシーンはドキドキものでした。最終的には様々な形の”LOVE”が溢れる話になっていて大変ニマニマされて頂いた。

「聖女ヴィクトリアの逡巡」

霊を視ることができる聖女ヴィクトリアの事件簿。事件簿というにはファンタジーにより過ぎているものの、広義の意味ではそんな雰囲気かなと。今回の話は、密室の中での皇帝自死事件。10人の次代皇帝候補者の継承戦が始まる中、皇帝の死は事件か殺人かと謎を解き巡ることになる。シリーズ2巻目ということで、これから長く付き合うことになりそうなキャラクターの個性が見えてきたかなという巻でした。個人的にロディスとアドラスの関係がかなり良くて、キャラクター目線からも今後は楽しめそうです。

「十三歳の誕生日、皇后になりました。⑦」

14歳になるのはいつだろうと思いながらずっと見てます。14歳になったら終わってしまうんでしょうか。個人的にはもう少し大人になって莉杏に翻弄される暁月を見て見たい。このシリーズは恋愛というより、事件解決もののカタルシスの軸を強く見てしまっているのですが、莉杏からの矢印はつよつよで大変良いものの、暁月側の問題として、流石に今の段階で男としての本能が目覚めてしまっても複雑なので、はよ成長して私の恋愛センサーにも引っかかるようになってもらいたいなぁと考えしまいます。

「薬の魔物の解雇理由③」

3巻発売ありがとうございます!と言いたくなった本巻。しかし、この巻までは作者が手直し原稿を残しておいたらしく、本番は4巻以降。どうか続きも書籍化して欲しい。web版であれだけの量があるのだから発売することに問題はないはず。後はどう手直しと調整を出版社側でどうするかということだけど、読者としては、そのまま紙の書籍として形に残るだけで嬉しいので、どうかどうかお願いしますとしか言えない。

後、あんまり言いたくないけどやっぱり言うけど、漫画版は微妙だった。なろう系漫画の当たり外れは仕方ないけど、仕方ないけど。個人的に「薬の魔物」漫画イメージは高河ゆんさんなんですよね。描いて欲しいなんて贅沢は言えないけど、男女の関係性とか男男同士の関係とか身体的接触過多な雰囲気な世界観とか、私の頭の中でのイメージは完全に高河ゆん。妄想くらいは自由にさせて頂くしかない。

以下、読書メーターです。

 

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2022年7月読了本まとめ

先月からずっと、「薬の魔物の解雇理由」を読んでいて、本気で他の本を読めていなのですが、それでも多少なりとも読んでなくもなかったので。

<印象に残った本>

屍介護 (角川ホラー文庫)生命式 (河出文庫)

7月の前期あたりに読めた本。この頃はまだ「薬の魔物」に頭が浸食まではされてなかったです。「屍介護」は訪問介護に行った先で恐怖に囚われるというホラーもの定番の導入から始まり、ミステリー的な不可解なことが続き、謎を追求していくうちに本格的な何か変だぞの流れから怪物的パニックムービー風な流れもあり、最終的にはファンタジー要素(自分的定義)も加わり、だからこの表紙イラストなのねとオチを感じ、なかなか面白かったので作者のことは気にかけようと思います。村田沙耶香さんの「生命式」は、今までの短編集の中では一番落ち着いていて(この表現で良いのか)村田沙耶香さん知る導入書として大変良いのではと思ってしまいました。食べ物、生命に関して今とは違う価値観な世界とそこに生きる人々の短編集です。葬式で故人の体を食べるという風習の世界の話、死した人間の一部を家具や服などに再利用することが普通になっているというパンチの効いた話から、普通と価値観についてのズレに関わる話が多かったように思います。個人的には『素晴らしい食卓』がとても興味深かった。いわゆる"サプリメント"のようなものだけを食べる習慣が流行っていて、普通の料理を食べなくなりつつある夫とそれを疑問に思う妻、魔界の転生者を自称して謎の料理を作る妹や、虫などのゲテモノを食べる人、ファーストフードな嗜好品ばかりを食べる人など、それぞれの食の価値観について衝突し、他人に合わせるのではなく個人個人が好きなものを食べればいいじゃないと結論づけたのだがその後に、、という話なのだけど、最終的に感じることは人によって違うのだろうなと思ってしまいました。村田沙耶香さんの作品はとかく、人によって感想が違うというのが私の思うところで、「コンビニ人間」も多く色んな人に読まれたからこそ感想も溢れ、自分の感性と違うことを書いている人が多く、何が正解ということはないのだけど、それでも人の価値観は本当に違うんだなと思わせます。今回のオチも、結局は他者の価値観を受け入れるのは難しかったのかなという風に受け取りました。村田作品は、何となく、価値観の合わない何かを受け入れるのでなく、自分の価値観を押し通す意志の強い方が幸せになることが多いように思います。

7月はかろうじて2冊は読めたものの、8月はどうなるでしょう。個人的には、本当にそろそろ他の本も読みたいのですが、「薬の魔物」の続きが読みたくてたまらないのです。このシリーズ、おそらく書籍化したなら50巻以上は確実にありそうでとにかく長い。それでいながら、私が終わって欲しくないので読み終わりたくないという葛藤を抱えつつ読んでるせいで、進みは早くない。ならばと、他の本に手を出すべきこそが大正解なのですが、中々そうもいかず。今月はせめて3冊以上は読みたいですね。

 

2022年6月読了本まとめ

<特に印象に残った本>

皇女アルスルと角の王 (創元推理文庫 Fす 1-4)後宮の烏 2 (集英社オレンジ文庫)長い夜の国と最後の舞踏会 1 ~ひとりぼっちの公爵令嬢と真夜中の精霊~ (オーバーラップノベルスf)夏目友人帳 28 (花とゆめコミックス)

本当いうと、今月は、「薬の魔物」シリーズweb版をずっと読んでいて、書籍の方はほぼ読めていないのですが、そのせいで久々に読んだ漫画を挙げるはめになりました。いや夏目友人帳は本当に好きで、私が唯一買い続けている漫画でもあるんですが、改めて読んでもめちゃくちゃ良いです。またアニメ化して欲しいですね。

 

「皇女アルスルと角の王」

そんなあまり読めてない中での今月のベストオブベストだったのが本作。人外とともに暮らす人々を描いた特殊な世界のファンタジー。皇女でありながら”人外認定”されまわりからはがっかりされ続けた少女が、皇帝殺しの罪をかけられ死刑判決されてからの逆転の物語。始まりから、不憫な少女が逆境を跳ね返す話かと思っていたら、悲惨なのは少女の運命というより世界の在り方でした。不条理な世界に対してそれに抗う英雄譚としての少女の物語。なんといっても、その世界観が素晴らしいですね。でっかいわんちゃんがいて、しゃべって、それが人とともに生きてる。中に挿絵があるのですが、めちゃくちゃかわいらしい。後、文章が本当に丁寧で読みやすく感じた。同じ世界観で、別シリーズがあるみたいなので、それも読んでみたいです。

後宮の烏2」

1巻がキレイに終わっていたのでどうなるのかと思えば、2巻からは長編としての始まりという雰囲気で、改めて"烏妃"とは何か、何が主人公を苦しめているのかということをしっかりと描かれた話でした。1巻終わりの爽やかさが消え、正直、恋愛どころではない主人公の息苦しさを知り、これも世界の成り立ちから来る謎の理不尽さと戦う話だったのかと、少しやるせなさを感じました。しかし、そんなシステム的な理由をさておくと、本来一人で生きるはずの烏妃のまわりには人が集まり仲間も増えていき、見てる側としては頼もしく感じます。烏妃関連のシステムに関しては、ちょっと昔だとこの手の話はメリバめいたこともあり得るのだけど、最近だと、なんやかんやできっとハッピーエンドにしてくれるでしょうという謎の安心があり、続きを楽しみにしています。

「長い夜の国と最後の舞踏会」

桜瀬さんの別シリーズ作品ですね。正直『薬の魔物』シリーズが好きすぎてこちらを読むのが遅くなってしまいました。復讐の物語という謳い文句もその手のものが苦手な私に躊躇させていたたのですが、読んでみれば相変わらずの桜瀬ワールドでした。向こうのシリーズと違い、多少すれ違っていただけの真っ当なハッピーカップルで、こういうのも良いですね。話的には続きが出そうな雰囲気ですがどうなるんでしょう。

始めに書いた通り、「薬の魔物」シリーズをずっと読んでいて、多分この先も、全部読んでしまうと勿体ないという思いから、少しずつ少しずつ読んでいくような気がします。いつかも書いたかもしれませんが、こんなに面白く素晴らしい物語がまだネットの世界に眠っていたことに驚きを隠せません。万人が面白いと感じなくとも、この作品を魅力的だと思う少しでも多くの人に届いたらいいなと思います。

 

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2022年5月読了本まとめ

<今月印象に残った本>

 medium 霊媒探偵城塚翡翠 (講談社文庫)贋物霊媒師 櫛備十三のうろんな除霊譚 (PHP文芸文庫)今日から悪女になります! 使い捨ての身代わり聖女なんてごめんです (一迅社文庫アイリス)皇帝陛下の専属司書姫  攻略対象に恋人契約されています!【特典SS付】 (一迅社文庫アイリス)

今月は霊媒探偵系を多く読んだかなという印象です。

相沢沙呼さんの「霊媒探偵城塚翡翠」は前々から気になっていて、文庫化したら読もうと思っていてやっと読めた作品です。1ページ目から犯人にピンときてしまった為、そういう目線でずって気にしてたら最後の最後で肝心の翡翠さんに足をすくわれてしまいました。霊媒探偵ものは好きなんだけど、好きだからこそ続編がどうなっているのか気になっています。そっちも文庫化したら読もうかなと。

「贋物霊媒師」は上記よりはファンタジーより。幽霊視点の一人称で始まり、その未練の謎を霊媒師が紐解き、納得したら成仏するという連作短編集。”幽霊”という存在が確かにありつつも”納得”に主軸を置いてるあたり、何となく『虚構推理』みを感じてしまった。幽霊という存在は、見える人と見えない人がいて叙述トリックを仕込みやすいジャンルではあるのでそこら辺気にしながら読むのは面白い。

「今日から悪女になります。」今月の少女小説は、これが断トツに面白かった。小野上明夜さんの新刊が久しぶりにクリティカルヒット。顔怖い系男子に女の子が惹かれていく話かなと思ったら、その通りではあるんだけど、わりと序盤から女の子は自分の気持ちを自覚し告白するのに、ヒーロー側の内心はほぼ明かされないというわりと新鮮な関係性が楽しかった。最後までこの関係性は続くので、これはぜひとも続編が欲しい。続編が欲しい(2回言った)ので宜しくお願いします。

「皇帝陛下の専属司書姫」いわゆる契約恋人もので、契約といってもなんだかんだ惹かれていくタイプのものかなと思ったから、これもまた少し違って、お互いしっかりしすぎてるせいかそこまでいかない。恋愛ものというよりは協力関係にある二人が物事を解決に導くことをメインにしてる感じ。そうはいっても、まわりから見れば十分仲良しなのに本人たちが無自覚で、こういう関係性も見ていて楽しい。これもまた十分続きがありそうなので期待したいです。

 

今月は、映画「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」と「シン・ウルトラマン」を観てきました。コナンは警察学校編を見てないので大丈夫かなと思ったのですが、もう全くの杞憂で、めちゃくちゃ面白かったです。特にアクションがかっこよくて、これは作中に戦闘のプロ(例の人達)が活躍してくれたことが大きいですね。純黒もそう、それですごく好きなんだけど、はやり映画だとアクションが映える。ウルトラマンは、もうガチで1ミリも知らなかったのだけど、すごい面白かった。思った以上に地球全土vs異星人みたいな構図で、政治的でもあったし、宇宙側にも詳細な設定があるみたいだし、ウルトラマンというのが、基本こういう話ならちょっと見て見たいと思いました。ただ、テレビを見ない自分的にはハードルが高く、それで特撮系もほぼ見れてないのだけど、アニメみたいにもう少しネットで見やすくなってくれないかなとは思ってしまいます。

 

以下、読書メーターです。

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2022年4月読了本まとめ

<特に印象に残った本>

魔術師は愛しい家を手に入れる (メリッサ)薬の魔物の解雇理由2【電子書籍限定書き下ろしSS付き】作家令嬢のロマンスは王宮に咲き誇る 作家令嬢と書庫の姫~オルタンシア王国ロマンス~(4) (ウィングス文庫)少女を殺す100の方法 (光文社文庫)

今月一番衝撃的だったのは何といっても女性向きエロレーベルであるメリッサ文庫から出てる「魔術師は愛しい家を手に入れる」が普通にすごく良い話だったことです。わりと前の作品ですが、元々メリッサはラブロマンスという枠に入りきらない微妙な作品を拾い上げるレーベルではあったのですが、ラブというより完全な”家族”の話でした。遊び人だったヒーローがヒロイン(主人公)の女の子を妊娠させてしまい、不本意ながら責任を取るはめになってしまったのだが、彼女の家は貧乏で下に9人の妹弟がおり、その面倒を見るため四苦八苦することになったヒーローの苦難と成長の物語です。特に子供たちとの交流と衝突の話がメインに描かれ、それまで家族と縁がなかったヒーローが子供たちと触れ合い徐々に変化していく様がとても良い。まさかのレーベルでとても良い話を読ませて頂きました。この先、子供たちがどう成長していくのかとても気になっているのですが、続きはないんでしょうね。機会があれば別作品も読んでみたいです。

「薬の魔物の解雇理由2」私が去年出会った作品の中でも最もズキュンと琴線に触れた作品の続編がやっと出てくれました。遅れていたのでどうなったのかと心配していたのですが、どうやら帯情報からまあまあ好評だったらしく、こんなニッチな作品が私以外にも好まれているのかと、ちょっとびっくりしましたが大変有難いことです。

「作家令嬢と書庫の姫~④」正統派王道宮廷ラブロマンス完結編。面白かったのでもっと続いても良かったのだけど、大変きれいに終わりました。作者様の次回作も楽しみにしています。

「少女を殺す100の方法」グロテスク不条理系ミステリーな短編集。白井作品といえばグログロなイメージですが、個人的にはそういう描写的なことよりも、独特の世界観や特殊シチュエーションこそが魅力だと思っています。今回でいうなら、年に一度少女が空から降っくるという村の話だったり、巨大ミキサーに閉じ込められた少女たちの話だったり、普通ではあり得ない話というのがとても好きです。

ちなみにグロ系に関して私は、映像はアウトでも文章なら全然平気です。というのも、基本的に文章から映像を思い浮かべることがあまりないからです。あっても白黒の雑な一枚絵で、動かないしボンヤリとしているので鮮明に見えるということがほぼない。逆にいうと、きれいな景色を描写されててもそれを想像することがないし、アクション描写が多いと目を滑らせながら読むことになりますが。だからこそ、心理描写メインの作品が好きだったりするのだけど、それはまあ私の好みの話ですね。

最近、アベマの声優バラエティ『声優と夜あそび』を毎日楽しみに見てます。ちょっと前から声優関連の動画に嵌っていたのですが、毎週定期的にある番組に嵌るというのはちょっと何年ぶりかというくらいで、贅沢で楽しいものです。

 

以下、読書メーターです。

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2022年3月読了本まとめ

 

<特に印象に残った本>

茉莉花官吏伝 十二 歳歳年年、志同じからず (ビーズログ文庫)後宮の烏 (集英社オレンジ文庫)夜行堂奇譚獣人騎士の求愛事情 一角獣の騎士様は、獣な紳士でした…【特典SS付】 獣人シリーズ (一迅社文庫アイリス)

少女小説のアニメ化決定の報を聞くたびに、『茉莉花官吏伝』をアニメ化してくれよと思ってしまう私ですどうも。『茉莉花官吏伝』12巻、今回も最高に面白かった。前回の傭兵学校潜入からの解決編で、相変わらず茉莉花は無双しています。そして今回、珀陽とのシーンにえも言えぬ感慨が。莉杏側と違い、こちらは恋愛メインではないとはいえ、茉莉花と珀陽は最強のカップル感があるので、安心してみていられます。次あたりから恋愛回も来そうだし、これからもますます楽しみです。

そして『後宮の烏』をとうとう読みました。前から気になっていたとはいえ、イラストの雰囲気から何となく悲恋ものなイメージを受け、そういうのが苦手な私は避けていたものの、アニメ化決定の報を受け読んでみたら、これが面白かった。主人公の女の子が思ってたのと違ってわりと元気で前向きで、寧ろヒーロー側が幸薄く感じました。まだ一巻しか読んでないのでこの先どうなっていくのかわかりませんが、この女の子のメンタルなら大丈夫でしょう。

『夜行堂奇譚』はSNSでちょっと話題だったので興味を持った作品。もっとしっとりしたホラーかと思っていたら、物理で人に攻撃できる悪霊がバンバン出る、わりとアクティブなホラーでした。ともすればファンタジー的にもなりかねないのだが、主人公側がお祓い手段を持ってないため悪霊の背景事情を調べたりすることで解決するのでほどよく現実路線のホラー色が出ています。元々web小説らしいのだが、また書籍で続きが出たら気にしようかなと思っています。

今月の読メによると19冊といつもより多めなのですが、これは百門一新さんの”獣人シリーズ”8冊を一気読みしたせいです。いわゆる世界観は同じで毎回違うカプリングに焦点を当てている作品で、個人的には上に画像を載せている2巻目の『獣人騎士の求愛事情』が一番好きです。とはいっても、好きなのはメインカップリングではなく、主人公と親友の関係。元々、主人公の親友(男)が友人(男)を紹介することから始まる恋の話ではあるのだけど、この主人公の女の子と親友の関係が最高にエモいのだ。少女小説の中で恋愛色のない男女の親友って出てこないわけではないものの、ここまでエモみを持たせてくれる関係性は中々なかった。後、キャラクターも最高に良い。自分の大切な人達が仲良くなる様をニヤニヤ見ながらも、自分が仲間外れにされそうになると割り込んだりと子どもっぽさというより唯我独尊ぶりがあり、彼の恋愛話は全く想像がつかない。見たいような、見たいくないような。彼にエマ以上の存在ができるとは思えない。執着するよりされて欲しい。いつか彼メインの話も読んでみたいものです。

4月からは、とうとう『本好きの下剋上』アニメ第三期が始まります。本好きは、私がめっちゃ好きな作品でありながら、世間的にもまあまあ評判で、アニメの方もまあまあな評価で大変有難い。このままずっと続いて欲しい。同じく漫画が好きな『スパイファミリー』もアニメ放送開始ということで4月は久しぶりにアニメに浸かれそうです。

 

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2022年2月読了本まとめ

特に印象に残った本

勘当されたので探偵屋はじめます! 実は亡国の女王だなんて内緒です【電子書店共通特典SS付】 (アース・スターノベル)空の境界(上) (講談社文庫)書庫の姫はロマンスを企てる 作家令嬢と書庫の姫~オルタンシア王国ロマンス~(3) (ウィングス文庫)作家刑事毒島 (幻冬舎文庫)

「勘当されたので探偵屋はじめます!~」

永瀬さらささん最新作。正直タイトルと内容が合ってないと思ったけど、めっちゃ面白かった。帝国の遺産と呼ばれる呪物のようなものを回収すべく、マジカルハットみたいなマスコットキャラとともに謎アイテムを使いながら表向きは探偵屋を開業するが、なぜか同じものを狙う謎怪盗も現れて、と個人的には魔女っ娘少女ものを思わせる雰囲気があってとても楽しかった。主人公の女の子がつよつよなのも最高に良き。リアル天使が存在したりその独特の世界観も興味深く、ぜひぜひ続きが欲しいところ。

空の境界

エルメロイの冒険で空の境界キャラが出ると知り、取り敢えず再読しなくてはと十数年ぶりに再読したが、相変わらず最高に面白かった。私の”好き”が詰まってる作品。それにしても、冒険の方をまだ読んでないので何とも言えないが、この二人の続きが見れるのは純粋に楽しみ。

「書庫の姫はロマンスを企てる」

作家令嬢と書庫の姫シリーズ3巻目。今一番楽しみにしているシリーズの一つ。今回はお姫様側のロマンスの話。この作品の特徴として熱烈な情愛というわけではなく、淡々としながらも深い愛を感じられる雰囲気がとても好きだ。それぞれのキャラが自身を弁えすぎているのかもしれない。次回、どのような決着を迎えるのか楽しみです。

「作家刑事毒島」

元刑事の作家が、出版界の闇に関わる事件をシニカルに解き明かす、ブラックユーモア的な短編集。出版事情に興味ある人はまあ楽しいと思います。個人的に一番びっくりしたのが、作中で単行本から文庫落ちに2年は早いと文句言うシーンがあったこと。文庫待ちをしてる身としては後ろめたい気分になりつつも、作中の通りの雰囲気なら今まさに売れてる本が文庫化するなんて相当先になるので、いっそ買ってしまっても良いのではとも思うのでした。

最近、少女小説関係のアニメ化決定の報が多くて本当にびっくりする。どう考えても売り上げではないと思うのだけど(失礼?)どうやって決まってるんでしょう。取りあえず、『後宮の烏』と『虫かぶり姫』は気になっているので読んでみたい。

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