2020年2月読了本まとめ - 空ゴト日和の庭

１１冊。意外に少なかった。

気を抜いたらすぐにブログの存在を忘れてしまい相変わらず後半は全く更新しなくなってしまったのはどうにかしたい。そして月初めになったら思い出したように、むくむくとブログ書きたい病になっていくのはどうしてか。

念願の『記憶屋』を読めました。まさに念願でわりと前から気になっていました。思ったのとはちょっと違って、思ったよりはホラーよりだった。これはあくまで自分がてっきり”記憶屋”さんぽい人が事件を解決しちゃいますみたいな話かと思っていたら全然違いましたというだけで、ホラーとして見るならホラーではないでしょう。”記憶屋”という記憶を消せるという怪人を探す、巡る、その過程で人の記憶が消されていく、消したい記憶を持った人がその人の想いを絡めて真実を暴こうとしていくが記憶は次々に消されていく。正直、望まない人からすると記憶を消すなんて能力は完全な凶器でしかないんですけどね。最後は個人的にはホラーだなぁと思ったしまったのでこれにさらに続きがあるとなるとどういう話になるのか。機会があれば読みたいと思います。

後は、感想にも書いたけど恩田陸さんの『錆びた太陽』が最高に良かったですね。恩田陸さんは私の中ではもはや別格なのであまりいうことはないのだけど、読んでない本もちらほらあるので読んでいきたいです。