4月の読書メーター
読んだ本の数：10
読んだページ数：3093
幸せになる百通りの方法 (文春文庫)
読了日：04月29日 著者：荻原 浩
2.43 清陰高校男子バレー部 春高編 1 (集英社文庫)
読了日：04月28日 著者：壁井 ユカコ
憧れの騎士様は自宅警備隊!?お見合いしたら相手が色々こじらせていました (フェアリーキス ピュア)
読了日：04月26日 著者：しき
崖っぷち令嬢は騎士様の求愛に気づかない (フェアリーキス ピンク)
読了日：04月25日 著者：日向そら
丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。 (角川文庫)
読了日：04月21日 著者：竹村優希
シーラという子〔新版〕虐待されたある少女の物語 (ハヤカワ文庫NF)
読了日：04月18日 著者：トリイ・ヘイデン
平安あや解き草紙 ~その後宮、百花繚乱にて~ (集英社オレンジ文庫)
読了日：04月09日 著者：小田 菜摘
スキル『台所召喚』はすごい! 2 ~異世界でごはん作ってポイントためます~ (カドカワBOOKS)
読了日：04月07日 著者：しっぽタヌキ
スキル『台所召喚』はすごい! ~異世界でごはん作ってポイントためます~ (カドカワBOOKS)
読了日：04月06日 著者：しっぽタヌキ
飛ぶ孔雀 (文春文庫)
読了日：04月01日 著者：山尾 悠子
読書メーター
10冊。４月は、
ずっと「ワールドトリガー」を読んでました。
デカ字で言うこっちゃないかもしれませんが、まじでずっと読んでました。アニメも運良く見放題があって１期から２期まで何度も見返していたし、怖ろしいことにワートリという作品、何度読み返しても飽きない。電書で買ってしまったこともあり毎日電車で繰り返し読んでました。そんなわけで小説を全く読めてないんですが、仕方ないです。
そんなワートリ熱に浮かされていた為、あまり本を読んだという気がしない４月でしたが、そろそろ小説読みたい熱も上がってきたところ。５月は通常に戻れるかな。
◆
萩原浩の本を読むのは久しぶりで、ミステリー＆ホラー風味のものをよく読んでた気もするけど、今回はどっちとも違う日常系短編集という感じ。「原発がともす灯の下で」節電を叫ぶ現在に戦後の貧しい時代を思い出すおばあちゃんの独白。「俺だよ、俺」俺俺詐欺をするグループの俺くんが失敗を繰り返しながら自分を振り返るブラックユーモア風味な話。「ベンチマン」リストラされたことを言い出せず、毎朝、公園に通っている男の日常を描いた話。あたりが好き。
シーラという子〔新版〕虐待されたある少女の物語 (ハヤカワ文庫NF)
印象に残ったというなら一番印象深かった作品。筆者と子供の絆というよりも、ここまでひどいことをされても子供は親を愛しているんだと、そっちの方が切なくなった。自分が悪い子だから嫌われて当然。親は自分を愛してる、悪いのは自分だからという心の叫びが問題行動を起こす。そこが、私は、めっちゃわかった。虐待という話だけではなく、別の話にだって置き換えて考えることができる。ものすごく、わかる。悪いのは自分だから嫌われて当然という考えは、ある意味救いをもたらす。そうでないなら、自分は一切悪くないのに嫌われていると考えることは本当に怖ろしいこと。だからこそ、被害者は自分が被害者だと認めたくない。ならば、いっそ加害者になって嫌われたい。
私は、昔、悪役になりたかったんですよね。戦隊ヒーローの悪役。悪いことをしてるのに仲間がいて楽しそう。多分根っこにそういう想いがあるんです。
